専門医療相談

はちのへ認知症疾患医療センターでは、相談担当として精神保健福祉士等を配置し、
認知症に関する各種相談を受けています。

 □ ものの名前がでてこなくなった
 □ 大事なものやお金が盗まれたと家族を責めることがある
 □ 最近の出来事が思い出せないことが多くなった
 □ 鍋を焦がしてしまうことがあって火事が心配
 □ 最近些細な事で怒りやすくなった
 □ 日にちや時間が分からなくなる
 □ 家族や友人の名前が出て来なくなった
 □ 同じことを何度も言ったり、聞いたりするようになった
 □ だらしなくなった

上記のような様々な相談があります。
認知症について相談したいことや不安に思うことがあれば、遠慮なくご連絡ください。

鑑別診断

下記の項目の検査を実施し、認知症専門医または精神科専門医が診察を行います。

 ▼問診
 ご本人・ご家族へ現在の症状や体調、生活状況についてお話を伺います。
 ▼心理検査
 記憶や見当識等、認知機能の状態や程度を認知症のスクリーニング検査や
 各種心理検査等で確認します。
 ▼一般身体検査
 血液検査、尿定性検査、心電図検査、脳波検査等の一般的な身体検査を
 実施します。
 ▼画像検査
 頭部CT、MRIさらには脳の血流検査などにより、脳の状態を検査します。
※MRI・脳の血流検査については協力医療機関である、
 青森労災病院、八戸赤十字病院、八戸市立市民病院等での検査を依頼いたします。

相談の流れ

検査・受診、今後の治療について、ご家族と一緒に相談しながら決めていきます。
ご本人はもちろん、ご家族にとっても初めての事かと思いますので気になることは遠慮なくご相談ください。



また、令和7年6月より、アルツハイマー病新薬「レカネマブ」の外来診療を開始いたします。


◆「レカネマブ」の外来診療の受診について
<アルツハイマー病の治療は初めての方>
 可能な限りかかりつけ医等からの当院掲載の「レケンビ専用」診療情報提供書をお持ちください。
 ご予約の電話の際、生活の状況などをお伺いする場合があります。

<アルツハイマー病でほかの医療機関に通院中の方>
 アルツハイマー病新薬の適応となる方は、認知症スケールMMSEで22/30以上で、
 一人で日常生活ができる程度の方となります。
 通院中の先生とご相談の上、可能な限り「レケンビ専用」診療情報提供書を頂いてからご予約ください。

<MCI・軽度認知症にてご紹介いただく先生へのご依頼>
 「レケンビ専用」診療情報提供書にご記載の上、ご予約ください。

 → 「レケンビ専用診療情報提供書」はこちらをご参照ください。(Wordファイルが開きます。)

(参考)医療費について
 本剤の投与や諸検査(MRI検査、脳脊髄液検査ないしアミロイドPET検査等)には医療保険が適用されます。
 また、高額療養費制度が適用される区分の方は、限度額認定証の申請が必要となります。
 患者様の診療内容、所得により負担上限額が異なりますのでご注意ください。
 詳しくはご相談ください。


医療機関との連携

情報が必要な方には、医療機関・介護・保健・福祉サービスの情報をお伝えし、必要に応じてご紹介いたします。
関係機関より紹介を受けた方については、引き続き関係機関と連携を取りながら支援させていただきます。



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相談について

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